アートギャラリー
アートギャラリーの投稿期限は過ぎました。沢山の応募ありがとうございました。
今年横浜で開催される、コンピュータグラフィックスおよびインタラクティブ技術総合展、シーグラフアジア2009カンファレンス アートギャラリーへの作品を募集します。ここでは、最先端のデジタルメディア技術を駆使した作品から、技術社会に疑問を投げかけるような作品まで、多様で国際的なアートとデザインを展示します。
ギャラリーには、キュレート、及び公募により審査された両作品が集まり、アーチストトークやパネルディスカッションの場にもご参加頂けます。シーグラフアジア2009ではアートギャラリーの総体的なテーマをエマージングテクノロジーと共有します。
適応:
私達は今、人類、自然、技術が著しい変化に適応する必要のある、先例なき複雑な世界に住んでいます。デジタル技術はその変化に挑戦し新しい回答を出しつつも、同時に問題をももたらしました。我々は今網でめぐらされたようなデータに囲まれ、親の世代とは比較にならない程情報が氾濫した社会に生きています。技術は目覚しい進化を遂げ、遺伝子操作・組み換えをも可能にし、オゾンホールのような悪副産物を生み出しました。このような状況の中で、アート、テクノロジーは、科学・技術進化と環境破壊等問題の間の溝を埋め、逆にそれを好機へと変換し、既に存在するものと将来存在し得るものに適応することにより飛躍的な成果を見せています。世界が急速に進化する今、アーチストや科学者の皆様に、“適応”の無限の可能性をご紹介いただきたいと思います。
アートギャラリーチェア
New York Institute of Technology
小田祐子